
THE STONE ROSES 石と薔薇
今日は私が10代の高校時代から聴き始め、30年は経過した2025年になって高校時代よりもストーンローゼズへの熱が高まり、10代の時以上に聴いているという話をしたいと思います。興味のある方はご一読頂けると有難いです。
まずストーンローゼズを知って聴き始めたのは高校2年の1992年だったと思うのでリアルタイムではなく後追いになります。
きっかけは雑誌ロッキングオンの記事を読んでだったと思います。当時の編集の増井修さんが激推ししていたんですよね。
今と違ってインターネットが無い時代なので情報、まして洋楽の情報などは雑誌、ラジオが頼りみたいなところもありました。

一聴した感じでは、それほど衝撃を受けるような感じではなかったと思います。
しかしながら何度か聴いていく内に、ハマっていき気づいたら抜け出せなくなっていった感じですね。
バンドとしては普通にヴォーカル、ギター、ベース、ドラムという至ってシンプルな4ピースのロックバンドという編成なんですけどキラキラしたジョンスクワイアのギターにマニのベースとレニのドラムの強力なリズム隊、そして音痴だとか、不安定だと言われる事もあるイアンのヴォーカルなんですけど、イアンブラウンでなければローゼズにはならないんですよね。
別に歌の上手い歌手などはいくらでもいるので歌を聴きたいときはそちらを聴けば良いと思いますね。
ジョンレッキーのプロデュースも良かったとは思いますけど、とにかくポジティブなエネルギーに満ち溢れていて、前向きな気持ちになる、まさにバンドマジックのかかったファーストアルバムだと思います。

名盤と言われるアルバムでも、ここまで飽きずに聴き続けているアルバムは個人的には無くてビートルズよりも聴いていますね。
自分でもどうかしているんじゃないかと思う位です(笑)

Second Coming
そしてレーベルとのゴタゴタなどを経て、ファーストから5年を経過してようやく発売された2ndアルバムのセカンドカミングです。

1994年発売という事でリアルタイムで発売日にCDを買ったのを覚えています。
そして聴いてみてサウンドの変化には驚きました。


ファーストの後に発売されたFOOLSGOLD、ONELOVEのシングルがファーストよりファンクネスを増し、最高な曲だった事もありこの路線の2ndアルバムを期待していたファンが多かったと思います。
サウンド的には1994年の当時としても新しくはなく、やはりレッドツェッペリンかという突っ込みは当時からありましたよね。
自分的にも悪くは無いけど、ローゼズに求めていたのはコレじゃ無い感はありましたね。
1曲目から大袈裟過ぎな感じもしたし、90年代のCDあるあるで収録時間が長くなってしまい、終盤のGoodtimesやTearsはダレてしまって収録しなくてよかったんじゃないかと思っていました。

という訳でこの30年ファーストアルバムは良く聴いていて、セカンドはたまに聴く位だったんですけど、2024年辺りからセカンドやばいなと感じて2025年現在では鬼リピートで聴いていて今ではファーストより良いんじゃないかと思う位になってます(笑)
この30年でクラシック以外は色々な音楽を割と聴いてきたほうかとは思うんですけど、音楽体験に限らず、人生経験もそれなりにしてきた今の感覚でセカンドカミングを聴いてみて発売当時より良く感じるのは不思議な気もするんですけど、理屈ではないんですね(笑)
2025年に久保憲司さんのフォトTを新品で購入出来たのも嬉しかったです。


再結成 新曲
1996年の解散以降はメンバーもバラバラになり、特にイアンとジョンが最悪な仲になり絶縁状態だった為、再結成は無いかと思われていましたが2011年に再結成、2012年にはワールドツアーも成功させました。
再結成、ワールドツアーについては映画MADE OF STONEで詳しく観れます。
ファンには感涙物です。

2016年に発表されたAll Foe One、Beautiful Tingの2曲も悪くなかったんですけど、やはり年齢もあるし大金も稼いで3枚目のアルバムを作るまでのモチベーションはなかったと思います。
3rdアルバムはなかったですけど、出来ればライブはもう1度演って欲しいですね。

お勧めの書籍としては久保憲司さん、伊藤英嗣さんの共著が最高です。
私も大好きな2人、石野卓球さん、小山田圭吾さんがローゼズを語ってくれています。


ストーンローゼズありがとう!
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