
今回は長年の念願であった、レコード好きにとっての聖地ともいえる東洋化成のオープンファクトリーという事で工場見学🏭に訪れる事が出来たので記録に残しておきます。
東洋化成
東洋化成といえば90年代のCD💿全盛の時代においては絶滅の危機になりながらもアナログレコードの国内唯一のレコードプレス工場として稼働を続けてくれたレコード好きにとっては正に神企業になります🙏


リスニング環境の変化
私自身は団塊ジュニア世代であり、音楽環境的には意識的に音楽を聴くようになった高校時代にはCD全盛の時代になっていて、レコードプレイヤーもレコードも実際には見た事もありませんでしたね。
まだカセットテープはわずかに残っていた記憶です。
当然、何の疑問も抱かずにCDを買って音楽は聴いていました。
その後MDも出てましたけど定着しませんでしたよね。あれは何だったんでしょうか(笑)
初めて買ったレコード
そんな普通にCDを聴いていた私がレコードを買うきっかけとなり初めてレコードを買ったのはコーネリアスの2ndアルバムの69/96でした。

当時、レコードの存在は知っていても現物は見た事も聴いた事もなかったんですけど、CDとは別な永井豪先生のデビルマンジャケにも惹かれファングッズの1部として購入しました。発売されたのが96年頃なので都内のクラブ界隈などは別として、既に一般世間的にはレコード?何それ位にはなっていた時期ですね。
この時期のコーネリアスはプロモーションも今では考えられない位に凄くて採算度外視の1本200円での9色展開のシングルカセットテープやポータブルレコードプレイヤーも発売されグッズとして購入していました。
後に小山田さんは頭のおかしかった時期(笑)とも語っていますね。


当時の私はコーネリアスを始めとしてスチャダラパーやピチカートファイブなど、いわゆる渋谷系といわれたミュージシャンやブッダブランドなどを好んで聴いていたんですけど割と皆んなレコードを出していて、当時地元の本厚木にディスクユニオンもあり、中古CDを買いによく通い、中古レコードもたまにグッズ的に買うようになっていました。

その後も勿論、聴くのはCDで普通に聴いていました。
2000年代になりiPodでMP3で聴く事が多くなっていたんですけど確か2013年頃にグッズ的に買っていたレコードも結構増えてきていて、ちょっとプレイヤーで聴いてみたいと思い、DENONの1万円位のプレイヤーを買ってレコードを聴く様になり、その後はSL1200やナガオカのカートリッジを買うまでに至り、今や家ではレコードを聴くのが当たり前になっています♪
2000年代に入ってからのレコード産業の衰退振りから考えると、まさかここまで世界的にアナログレコードが復活するとは考えられなかったですけどデジタル化が進めば進む程レコードの良さが際立つなと感じていて、やはり良い物は残っていくんだなと実感しています。


車ではBluetoothで聴いて、家ではレコードといった感じですね。棲み分けがはっきりしていますよね。
家でレコードを聴くのは時間的にも、精神的にも余裕がある時にはなるので聴く時は贅沢な気分にもなります。
東洋化成 末広工場
そんな私が東洋化成を意識したのは大好きな2人であるキングオブディギンことMUROとブッダのデブラージが2008年に出た雑誌GROOVEで東洋化成の工場見学をしていたからです。





当然、この2人のアナログ愛は凄過ぎる訳なんですけど、この記事を読んでから、いつか自分も工場見学したいなと思っていたので17年越の念願が叶っての今回の工場見学になりました。


ちなみにMUROさんは渋谷や下北沢でよく見掛けますがとても気さくで良い方です。
オープンファクトリー2025
東洋化成のオープンファクトリーは2年前の2023年にもあったんですけど、予定が合わずに行けなくて悔しい思いをしました(笑)
2年振りのオープンファクトリーにようやく来る事が出来て嬉しい限りです。

東洋化成の末広工場はJR鶴見小野駅から徒歩5分程でした。開場の20分前に到着したら結構並びがありましたね。




出店ブースには東洋化成と並んで国内の神企業で私も愛用しているTechnicsさんやNAGAOKAさん、ディスクユニオンさんも出店していました。感謝しかありません。
















まとめ
念願叶っての東洋化成の工場見学は、とても嬉しかったです。
東洋化成やTechnics、NAGAOKAさんなどレコードに関わる方々には感謝しかありませんし、これからもよろしくお願いします。
次回のオープンファクトリーの予定は未定ですけど興味のある方は東洋化成さんのSNSなどをチェックしてみて下さい。





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